• がんセンター

  • がんセンターは、検診部門、診断部門、治療部門に分かれています。詳細につきましては、以下の通りです。
  • ■検診部門
  • がん検診部門では通常の公的検診を請け負っていると共に、かかりつけ医としていつでも気軽に相談に応じる体制を整え、定期的がん検診を行い、がんの超早期診断を行います。
  • 【がん検診の重要性】
    最近の急速な老齢化に伴いがん人口は増加しつつあります。70歳以上の死亡原因は50%に達しようとしています。
    一方で医療費の急速な増加により、国の保険財政は行き詰りつつあります。
    女性のがんのうち急速に増加しつつあるがんには乳がんおよび子宮体がんがあります。両者ともわが国の食生活の欧米化に伴い増加しております。肥満とステロイドホルモンが引き金となっていると考えられます。
    また子宮頸部の発生するがんはHPV(ヒューマンパピローマウイルス)の感染が引き金となっていることが明らかになっています。
    HPVは性行為によって主として子宮頸部に感染しますが、多くは自然に治癒いたします。ところが100種類以上ある亜型のうち一部の型のHPVに感染すると異型上皮内がんへと発展する場合があります。子宮上皮内がんからさらに10年くらい経過すると浸潤がんへと進展します。従って性生活の活発な若年女性の浸潤がんへの進展を防ぐためには、年に1度の検診が必要となります。40歳を超えて過去3年間の検診で異常のない場合には3年に1度の検診で充分です。60歳を超えて3年間異常のない場合にはその後の検診は必要ありません。
    卵巣がんは腹腔内にある臓器のため症状が出にくく、早期発見の困難ながんであります。腹腔膨満感や下腹部異常などが早期の症状として現れることがあるといわれております。また乳がんや卵巣がんの家系(3親等以内に患者がいる)では要注意です。精密検査を受けることをお勧めいたします。
    またその他のお困りの病気に関しましても相談にのり適切なアドバイスをいたします。がん予防、早期診断、早期治療へとつなげ、がんになっても治癒を勝ち取り幸せで質の良い長寿をまっとうできますようお手伝いさせていただきます。
  • 血液によるがん検診
  • 当クリニックでは、血清によるがんの超早期診断を目指しておりますが、最近、卵巣がん、子宮体部(内膜)がん、乳がんなどの発生に関与しているある種の脂質蛋白が見つかりました(特許申請中)。
    子宮頸部がんについては、検診を受けることで簡単に細胞レベルでのがんを見つけることが可能です。したがって子宮頸部がんに関してはそちらの検診を受けることをお勧めいたします。
    卵巣がん、子宮体部がん、および乳がんは1回の検診で早期にがんを見つけることは困難であり、特に卵巣がんでは発見された時点ですでに進行した状態で見つかることが多く、問題になっております。そこで当クリニックでは血清中のマーカー(蛋白)を調べることで卵巣がん、子宮体部がん、乳がんなどを早期に発見できる可能性を探るテストを行っております。このテストで陽性であれば、さらに詳しい検査を行うことにしています。
  • ■診断部門
  • 診断部門では日本では勿論世界でも初の血清タンパクの解析による婦人科がんの超早期診断を目指しています。PET/CTをもってしても発見困難な婦人科がん【特に卵巣がん、子宮体がん、乳がん】の超早期診断を可能にするスペックを揃えています。
  • 血清タンパクの解析による婦人科がんの超早期診断
  • 血液でがんを診断する(バイオマーカー探索)血清プロテオミクス(血清中の蛋白質の解析)により最近増加している子宮体がん(診断が困難ながんのひとつ)を超早期に発見しようとするごく最近の診断法です。40例ほど行った現在までのところ90%以上の確立で診断することが可能です。
    乳がんや卵巣がんも同様の手法で診断が試みられておりますが、未だ実用化には至っていませんが、プロテオミクスパターンを解析することは可能です。データ解析に時間がかかりますので、判定までに1ヶ月は必要となります。
    費用等の詳細につきましては、お気軽に当クリニックまでお問合わせください。
    【TEL:04-2928-7311】
  • ■治療部門
  • 治療部門ではがん治療の専門医による婦人科がんの外来通院での治療を目指しています。抗がん剤による副作用を最小限に抑え、抗腫瘍効果を引き出す新しい治療、がんのアンテナとも言うべき分子標的を標的とした治療を取り入れることでそれを可能にしている日本ではじめてのオーダーメイド医療を実践します。
  • 当クリニックの「分子標的治療」について
  • がんといっても、がん細胞はそれぞれに個性を持っています。
    その個性とは細胞膜に表現されているアンテナの種類ががん細胞それぞれに異なっているからです。このアンテナに特異的に作用する薬剤を分子標的薬と呼んでいます。最近ではいろいろな分子標的薬が開発され、がんの個性それぞれに合わせた治療すなわちテーラーメード治療が可能となっております。
    当クリニックは、最新の分子標的薬を取り入れ、個性に合わせた副作用の少ない分子標的治療を行っているユニークな診療所です。現在がんに罹っておりお悩みの方、現在のがん治療について疑問をお持ちの方、その他分子標的治療について興味のあるがん患者さんのご来院、ご連絡をお待ちしております。
  • 分子標的治療とは・・・ (科学的根拠に基づいた治療です)
    1.がん細胞の増殖・転移・浸潤を抑制する治療です。
    2.分子標的薬には、がん細胞自身を刺激するための増殖因子を抑制するものと、
      血管およびリンパ管新生を抑制して、転移、浸潤化を抑制するものとがあります。
    3.分子標的薬は正常細胞に直接作用することはありませんので、副作用は従来の
      抗がん剤に比べて少ないのが特徴です。
    4.従来の抗がん剤のみでは効果がなくなったがんでも、これらの分子標的薬をうまく
      使いこなすことで充分な効果が期待できます。
  • 分子標的薬とは・・・
    簡単にいうとがん細胞が増殖、転移するのに必要な手段を断ち切る薬です。
    がん細胞が生きていくには先ずどこかから栄養を貰う必要があります。それは主として血管からであり、がん細胞は自ら血管を新生する因子を分泌して血管新生を促します。この血管新生を抑制すると、がん細胞は増殖したり転移したり出来なくなります。
    二番目に、がん細胞が盛んに増殖していくためにがん細胞自らを刺激する因子を分泌しています。これは主として細胞の表面にあるアンテナがこのシグナル(因子)を捕らえて、細胞内の核へ伝えられ盛んに増殖していくわけです。このシグナル(刺激因子)を遮断してしまえばがん細胞は増殖できなくなります。大雑把に言うと上記2つの方法によってがん細胞は無限に増大し、転移をするということです。
    これらの因子を抑制する新しい分子標的薬は単独で使用することもありますが、主として抗がん剤と併用して使用します。分子標的薬の特徴として従来の抗がん剤とは異なり、直接がん細胞を殺す作用は少ないので比較的耐性が出来にくいということと、副作用も少ないという利点があります。しかし、副作用が少ないといっても、使い方によっては致命的な副作用も時として現れるので、がん治療に精通した腫瘍専門医によって投与されるべきです。
    しかし、分子標的薬はどんどん新しい薬が開発され、日本では未承認薬であるものが殆どです。従って外国から輸入することになりますが、この過程で違法な手段で入ってくる薬もあるので十分注意する必要があります。またインターネットなどを使ってこの様な薬が簡単に患者さん個人でも手に入ってしまう問題があります。患者さん個人はいくらがんの勉強をしている方であっても決して専門家ではないので、個人で勝手に判断して使用することははなはだ危険です。またコマーシャル雑誌やテレビまたは本(学術雑誌ではない)を出している医者だからといって、必ずしも腫瘍の専門医ではないということを心にとめておいて欲しいと思います。理論にも証拠にも基づかない“がん治療”を行っているクリニックの、わらをもつかむ思いでいる患者さんの思いを取り込むキャッチフレーズに惑わされないようにして下さい。特にインターネットやホームページの宣伝にはくれぐれもご注意を。
    当クリニックでは理論と証拠に基づいた分子標的薬による治療を行っている最先端のがんクリニックと自負しております。セカンドオピニオンは勿論、がんに関するどんな相談も受け付けております。遠慮なくご連絡ください。

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